2004年09月30日
9月26日 シュッシュッポッポ〜 もう誰にも止められない 
   暴走機関車 「東温アルプス」(皿ヶ嶺連峰)を行く
暴走機関車 「東温アルプス」石墨山―皿ヶ嶺を行く  未完成行進曲

9月26日 唐岬ノ滝ー石墨山―白猪峠―井内峠―陣ヶ森ー井内峠ー白猪峠ー白猪ノ滝



 東温アルプス 縦走路図 赤=往路 青=復路
 唐岬ノ滝・登山口 (06:45h)ー 石墨山(08h30h)−白猪峠(10:00h)ー
 井内峠(12:00h)−陣ヶ森(13:30h)−井内峠(15:00h)−
 白猪峠(17:00h)−白猪ノ滝・登山口 18:30h  合計 約12時間 

  プロローグ(序章)

前週香川の尾根歩きに大失敗の失意を引きずったまま、盟友「登山ロボット・タッキー」と今度は愛媛県の「東温アルプス
縦走計画を立てた。車2台を使って石墨山から皿ヶ嶺まで一気に縦走するというわけ。あそこを一日で歩くにはこれしかない
このルートは「おいわさん」のHPで紹介の様に川内町やさくら会有志による縦走尾根整備ボランティアで快適の尾根歩きが
楽しめる様になっている。我がHPの目玉・投稿登山記「しまなみ隊150歳コンビ」徳永・楠橋さんからもここを歩いたレポート
を頂いている。

最近リンクをさせて頂いた「こもれび」さんの掲示板でも「三角点を歩こう」の仙岳さんの東温アルプス縦走記が紹介されていた。

日延べをしてまで天気の良い日を選び、9月25日(土)今や登山中継地となってしまった新居浜の実家に入る。ところが・・・・・
・知らないうちに又雨予報に変わっていた。
夜、予想通り「登山ロボット・タッキー」からは冷静に「天気悪いので今度にしようや」と電話が入った。次週は団地の草引き、
その次の週は大学同窓会石鎚登山で思う存分歩けない。 え〜〜い こうなりゃ一人で歩いちゃえ!

暗いうちから母親が起き出して朝食を作ってくれる。契約に基づかない家族関係「母の愛」は海より深く、山よりも高し。まあ前日
お墓参りや庭仕事をしたから今回はちょっと気が楽。
かくてここに「東温アルプス」日帰り縦走計画は「理性」という人生の最も重要な指針に反して遂行される事となった。

高速松山道の川内インターを下り、面河への国道494号線を黒森峠へと進む。唐岬ノ滝駐車場に7時前に着く。雨は降って
いないが霧がかかっていて薄暗い。

 
唐岬ノ滝 駐車場 登山口はヘヤピンカーブを左折した場所にある。

  第一章 石墨山 (1,456m)

唐岬ノ滝登山口―石割峠―石墨山尾根分岐―石墨山―尾根分岐 (約2時間)

急きょ往復歩きになった為、水をたくさんしょっているのでナップサックが肩に食い込む。薄暗い登山口を石割峠へ上がっていく
とモミジガサ、ギンバイソウが群生している。
石割峠手前で杉の木がたくさん倒れて道を塞ぐ。今年の台風では異常な降水量の為四国中の山々に甚大な被害を及ぼした。
REIKOさんの塩塚峰レポートのように馬乗りになってみたが同じような色気は出せなかった。ここには「東温高校の小屋」の前に
はアケボノソウの大きな株があったがまだつぼみの青春。

 
割石峠手前では杉の倒木が道をふさぐ  アケボノソウの蕾と東温高校の山小屋

この峠から「石墨の別れ」へ伐採地を抜けるとほぼ直線の急登が続く。左手には杉の植林帯、右手には自然林を見ながら登って
いく。ここに雪が積もった冬場にはアイゼンが殆ど効かず往生したもんだが、今の季節は足がかりがあり、思ったより楽だった。

    
石墨の別れまでの直線登山道 「急登り15分 いっぷくしましょう」の立て札が

分岐まで一気に上がると、天気は少しだけ回復。前日「ひとな」さんが東赤石ー西赤石の縦走を元気に完走していたが、天気予報
が良かったのに一面のガスで展望が無かったらしい。すると天気の悪い今日の方が見晴らしが良いではないか! ラッキー

尾根分岐から西を見ると一面の雲海の上に東温アルプスの尾根が浮かび上がっている。でも皿ヶ嶺だけは雲がかかり全景が見
えない。水のたくさん入ったザックをここに置き石墨山へ立ち寄る。しまなみ隊の「滝下ノ天狗塚・荷物紛失事件」が頭をよぎる。
ここにもサルはいるだろうか?「物見の大岩」から見た石鎚山は雲に包まれていた。左手には青滝山から堂ヶ森への稜線に雲海が
北から這い上がろうとしていた。懐かしいブナを右手に見ながら尾根のピークを一つ越えて石墨山の頂上に立つ。

  
 石墨山手前1,419mのピーク          石墨山 山頂の標識

    
          物見岩より雲がかかった石鎚山
    
       
                 石墨山の秋空
     
山頂には登山グループの私設記念立て札が立てられている。山頂の標識がちゃんとあるところは記念写真でいいんじゃないの? 
どうせなら「WAIWAIさんのしゃもじ」しかぶら下がっていない「上兜山」に記念表札を置いて欲しいものだ。
石墨山の笹とブナの取り合わせはあくまで柔らかく、これは人類の為に造られた配列と配色に思えるくらい美しい光景で、心に染み
渡ってくる。
石墨尾根分岐点に帰りつくと、重たいバッグをしょって縦走開始〜〜
水は500mlペットボトル7本分、食料充分。ゴアテックスのズボンは八ヶ岳で穴だらけになり現在修理中で上着だけ持参。コンパス
と懐中電灯は当然、地図はカシミール付録5万分の1を印刷し貼り付けたもの。ツェルトは縦走重視の小さいザックの為スペースが
なく車に置いてきた。

 
  石墨の別れ (尾根分岐)         東温アルプスの尾根

     
              北から押し寄せる雲海
     
  第二章 「法師山から奈落の果て白猪峠へ」

  石墨山尾根分岐―法師山―白猪峠  (約1時間)

     
          秋色の法師山と雲海 (尾根分岐より)

法師山(法師権現)という名前は「しまなみ隊」のレポートを読むまで知らなかった。その名前が印象的だったが、雲海をバックに
突き出た形はまさにイメージ通りの山だった。。
最初は少し道が藪いていたが、すぐにはっきりした。法師山の山頂には登山道からそれて東側へ登る。山頂には石の法師権現が
祭られていた。山頂から向こうに道がある様に見えたが今日は先が長いので安全策で登山道に引き返す。

 
    法師山への縦走路          法師山分岐  右へ少しいくと山頂

 
法師山 山頂の石塔            奈落坂途中で尾根からの道に合流

ここからの下りは圧巻でまるで奈落へ引きずりこまれるようだ。縦走に備えて百円ショップで杖を2本調達してきたが、ここでは
非常に邪魔になった。八ヶ岳のカミナリ避難で遠くに投げてしまい、拾うのを忘れてしまった私の初代ストックは、今頃名のある
登山家に拾われて日本アルプスで活躍しているであろうか? 奈落を転げ落ちて更にピークを一つ越えて歩くと白猪峠へ09時
50分に着いた。ここから白猪ノ滝へと登山道が北に下がっているのを確認する。帰りの夕暮れ時にこの未知の登山道を下りる
事になるのだ。

 
  白猪山              白猪峠 右側へ白猪ノ滝登山口が下っていく


  第三章 東温アルプス」の「銀座通り」 尾根東部 

  白猪峠から―井内峠 (約2時間)

白猪峠からなだらかに道が上がって行く。このあたりの南側には杉の植林帯があり、その下手から来る林道を木道が伸びて
きて登山道に合流し、少しの間木道が続く。概して草花が少ない東温アルプスの中でここの道端には草花が見られた。坂を登
ると根無山へ向かって三叉路になっている。でもここに設置されてある木製の標識は角度がついておらず、直進する道を向い
ていた。その方向にある少し荒れた道を下りてみると赤いテープまで見受けられた。でもこの道はおかしい? 5分くらい進んで
引き返す。やはり直角に曲がる所では標識も角度をつけるべきでは? 少し標識の方角を直して先に進む。

 
白猪峠を過ぎると木道がある      右に曲がる三叉路 (ちょっと標識に難あり)

曲がり角から少し進むとスズタケと雑木に囲まれた 根無山(1,241m)に着いた。ここからは笹とブナの目に優しい登山道
が適当な起伏をもって樽谷山(1,255m)まで続いている。東温アルプス街道には杉の植林地帯もあるが、笹とブナも随所
に見られ、木々の間から垣間見る展望と共に尾根歩きの目玉となっている。個人的にもこの辺りが一番美しいと思った。

 
 根無山                   ブナに囲まれた登山道

         
           根無山ー樽谷山 ブナの登山道

 
樽谷山 (1,255m)           南東側の展望が開ける

そっけない樽谷山の標識を過ぎると東側や南側の展望が開け、この尾根道で唯一というべき開放感溢れた場所となる。1,258m
のピークを登り切ると、なかなか山の形を見る事がない尾根歩き中で、梅ヶ谷山の稜線が綺麗に見渡せる。今年の台風による大き
なブナの倒木を越えると反射板のある梅ヶ谷山(1,315.8m)に着いた。

 
南東側に開けた展望が見える         梅ヶ谷山の稜線

         
            東温アルプスの誇るブナ

 

反射板のある「梅が谷山」を過ぎると、松山市方面が見渡せる場所がある。それから西へ一直線に井内峠へと登山道はなだらか
に下っていく。足元に続く低い笹と密生する細いブナの調和もすばらしい。でもあまりにも長い下りが続くので、登り返しを考えると
不安になってくる。ドンドン下って12時に井内峠に下り立った。

  
西側 松山方面への展望           井内峠へ向かう下り坂


  第四章 「恐怖の元気坂」 未完の尾根歩き 東温アルプス西部

  井内峠―陣ヶ森 (1時間半)

       
            静かな十字路   井内峠

井内峠は予想していたより静かな峠で縦走路をやや広めの林道が交差している。この足元の下にトンネルが南北に通っていて、
標識には「井内峠登山口」(南)、「直瀬登山口」(北)へそれぞれ200mとなっている。

この峠のど真ん中に今日初めて腰を下ろし母親がラップに包んでくれた炊き込みご飯おにぎりを頬張りながら時間計算をする。
いつものごとくラップで包んだおにぎりでさえ、こぼしたりほっぺたにくっつけたりしている自分が情けない。
気にかかるのは行程の最後に白猪峠から唐岬ノ滝への未知の道が残っている事だ。明るいうちに下山する為には白猪峠通過
を1700時としなければならない。現在1200時だから逆算するとあと1時間半(往復3時間)西へ進める事が出来る。

標識の距離を見ると 白猪峠ー井内峠 4.6km、 それを2時間かかっている。
井内峠ー上林峠の距離も 4.6kmとある。 目標の上林峠まで往復するのにどうしても1時間足らない。 


考えても仕方ないので井内峠から尾根道を西に進む。最初はなだらかな登りでピッチを上げる。ひょっとしたら上林峠まで楽勝
かも・・・と思う。 が・・・人生そうは甘くは無い!
15分くらいで「元気坂」の標識が曲がり角に出現。この二波に分かれて押し寄せる急坂の悪魔に私の元気が全て吸い取られて
しまった。全身の筋肉と臓器に向かって進軍ラッパを鳴らすも「ご主人様、このままではご自身の生命維持がヤバイでっせ〜」と
造反する。しこたま活性酸素を発生させてたどり着いた奥善神山(1,284m) で目標を「陣ヶ森まで」と変更する。

 
悪魔の「元気奪われ坂」          奥善神山 (「うなめご」50mとある)

奥善神山から通りすがりの前々司山経由陣ヶ森まではブナ林と杉林が交差する比較的アップダウンが少ない登山道が続く。
霧の中で角をまがると大きなパラボラアンテナが頭上に出現。これが前回、ヤマホト探索「皿ヶ嶺歩き」で上林峠から見えた
陣ヶ森」の証拠だ。

        
         後半 心に残る景色

 
「前々司山」 1,253m          陣ヶ森のパラボラアンテナ

杉林を抜けて陣ヶ森に着いたのは13時半。上林峠までは目と鼻の先!でもここで引き返さないと明るいうちに登山口まで
帰りつかない。天気が悪くなりどちらを向いてもガスでお先真っ白。ポカリスウェットのペットボトルで陣ヶ森のパラボラアンテナ
に向かって乾杯する!   撤退〜〜〜

  第五章 一目散に撤退〜〜 成果はエントツ山HP読者様に遭遇
          陣ヶ森―白猪峠 3時間半

ガスで展望もなく白猪峠へ向かって歩き返す。尾根道は川内町、さくら会有志のボランティア活動よりおおむね広く刈り払われ
ておりとても歩き易い。HPなどには時折この刈り払いを迷惑そうに考えておられる方が見受けられるが、藪歩きで苦労している
身にはとても助かる。道を整備したところでどっと登山者が押し寄せることもないだろうし、自然を充分楽しめる事に何ら支障は
ない。

 
刈り払いされた尾根道           霧の元気坂を下る
(これぐらい刈らないとすぐ藪になる)   (下りは楽勝 元気回復)

 
井内峠が見えた             最悪のシャッターチャンスですみません
予定通り 15時              HP読者 松山の八木さん、佐治さん

井内峠を計算通り通過して、うんざりするほど長〜い登りを過ぎたコーナーで今日2組目の人類に遭った。人恋しさに声を
掛ける。唐岬ノ滝から井内峠へ歩いている松山から来られた同年代の登山者達はこのルートをHPで見てやって来たと言う。

「へ〜 スシ喰いねえ、 それでそのHPは?」「今治の徳永さん達の・・・・・」「ほ〜 スシ喰いねえ!投稿登山記ですね、
 それでそのHPの名は?」「エントツ山の・・・」「きゃ〜 もっとスシ喰いねえ! 私がそのエントツ山です」 先を急ぐのも忘れ、
記念写真を撮るのも忘れて舞い上がる中年B級登山HP作成者。

HPを見てくれる人にお会いした為少しエネルギーが蓄積され多様な気がして元気良く白猪峠へ向かう。人間ってちょっとの事
で元気一杯になれる単純性がある。(ン?ボクだけ?)

  
雨に煙る梅ヶ谷山の反射板    白猪峠に帰り着く

幾度の登りと下りを繰り返しただろうか。反射板のある梅ヶ谷山を過ぎても全く雨と霧で展望はない。登り坂の度に「もうええわ〜〜」
と坂(さか)を坂(逆さか)恨み〜〜 (のんびり師匠!こんなのではダジャレ弟子失格ですか?)
白猪峠にもドンピシャ予定の17時にたどり着いた。 さあこれからが問題

  第六章 香川尾根歩きのトラウマ 弱気の選択 四千百五十円ナリ

             白猪峠―白猪の滝  1時間半
   
白猪峠から白猪ノ滝への標識に従い北に下る。この登山道はその荒れ方を見てもあまり使われていない事がわかる。雰囲気の
良い岩がある道を下ると唐岬ノ滝上部の尾根が見渡せる広場があり、ここの下り口は石垣が積まれていた。それから少し草が藪
いており、途中登山道が谷へ崩れかけた場所もある。

 
 白猪ノ滝下山道の最初はいい雰囲気  ササユリ保護の支柱が立っている

 
唐岬ノ滝方面への小尾根が見える    法師山方面が開ける

この登山道には笹やスズタケは無く草花が豊富。暗い植林のやせた尾根では左手からも右手からも沢の水音が聞こえてくる。
途中大雨で赤土がむき出した場所を下り、白猪峠より30分ほどで開けた荒れ野に下り立った。

         
    伐採地  白猪ノ滝への支流であろう沢は倒木で溢れていた

植林の伐採地とは思えない荒れようで右手の沢上部は鉄砲水で木々や岩が流され、殺伐とした雰囲気がする。果たしてここ
が「おいわさん」や「しまなみ隊」伐採地写真の場所なのだろうか?不安は荒れ野を駆け巡る。
この伐採地に下りつく手前に、右側に裏を向いた標識があり、はっきりした道が一本右手の崩壊した沢に向かって下りている。
この道の曲がり角には太めの枝が2−3置かれており、私にはこれが通行禁止のサインに見えた。裏側に回りこんで標識を
見るが、唐岬ノ滝への記述がない。あたりを見渡すが唐岬ノ滝方面への標識はどこにも見当たらない

今までの自分なら直感を信じてこの道を下っただろう。でも先週何でもないと思った香川の尾根で方向を間違って以来、神経質
になっている。荒れ野を抜けて白猪ノ滝への道が明確でなく、もし唐岬ノ滝への道が間違っていたら引き返して暗闇の荒れた
登山道を懐中電灯で探すのは厳しいだろう。また唐岬ノ滝付近で闇夜に迷うよりは民家のある白猪ノ滝だ。弱気だが硬い選択
を久しぶりにした自分を納得させながら、なおも恨めしく上流を振り返りながら歩く。

     
   法師山方面から落ちる沢       伐採地から白猪ノ滝登山口へ進む

白猪ノ滝へ続く沢沿いの登山道はほぼ無きに等しく、どこかに沢を渡る場所がないか気を付けながら川下に歩く。標識があっ
たのかも知れないが流されてしまったのか何にもない。開けた部分が終わり、いよいよ道が無くなった。左岸沿いには全く道の
気配がなく、沢中にケルンが積んである場所あたりの右岸に林道らしきものが見えた。これに賭けよう。(安全策を取って尚且つ
賭けに出なければなならいこの辛さ)

靴を濡らしながら沢を渡り林道へ入り、懐中電灯の準備をする。道はしっかりしておりヘッドランプを使うほどでもないので小型
の白色ダイオードの小型電灯を出してちょっと右手に上がる。この暗い林道にも標識らしきものは見えなかったが、所々にササ
ユリを保護する添え木があり、里に続く道だと確信。
大きく尾根を右側にそれて蛇行しながらず〜と下がっていく。林道は既に真っ暗だが杉の植林越しに棚田が見え、車の音がする。
白光ダイオードの光に大きな倒木に張り付いた白いキノコが眩しく光る。
やがて真っ暗のアスファルト道路に下り、暫く下ると白猪ノ滝へ900mの標識があり、冬に凍結滝を見に来た道だとわかった。

               終章 エピローグ

灯かりのついた民家でタクシーの電話番号を聞き、雑巾オバケに成り果てた自分の状態を説明して車内を汚さないよう新聞紙を
用意して来てもらう。白猪の滝から唐岬ノ滝まで結構距離があり、写真が趣味で皿ヶ嶺などへ登っているという運転手の方と意気
投合しながら車に到着
自分の失敗はタクシーでカバー 回送料2千円を含み合計4,150円也の自己責任負担金となった。

東温アルプス (皿ヶ嶺連峰)
車2台を使えば 唐岬ノ滝―石墨山―皿ヶ嶺―風穴 の一日縦走は可能である
   (約 9時間)
折り返し縦走であれば 上林峠に車を置き、井内峠―白猪峠(往復)が限度
   (約8時間)
活性酸素を発生させないゆったり歩きの場合は当然2分割をお勧め
   三角点を登ろうを参考にして下さい 仙岳さんの東温アルプス はここ

なお 白猪峠―唐岬ノ滝ルートはおいわさんのレポートを参考に


9月26日 東温アルプスで見た花

東温アルプスの尾根道は花に関しては貧弱です。花は皿ヶ嶺に限ります!


   
アキチョウジ          アキノキリンソウ    アケボノソウ

  
トゲアザミ          オオイタドリ        オオバショウマ(?)

  
オトギリソウ          オトコエシ          ガンクビソウ

  
キバナコマノツメ      ギンバイソウ        キンミズヒキ

  
シロヨメナ        ナガバハエドクソウ     ハガクレツリフネ

  
ハナタデ         ヒカゲミツバ        ヒヨドリバナ

  
ベニバナボリギク    ミズヒキ           モミジガサ

  
ヤマアジサイ       ヤマミゾソバ        ヤマトウバナ

  
ヤマニガナ         リンドウ          ササユリの実 

皿ヶ嶺連峰 地元の人たちが愛着をこめて「東温アルプス」と名づけた多くのピークを持った尾根道を歩けた喜びに浸
りながら長い帰途についた。




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