平成29年(2017年)干支の山 「鷲(わし)ノ山」 四等三角点「鷲峰」322.36m


坂出側から綾川沿いを歩くと国分寺方面に鷲が羽を広げた様な形の山が見える。この麓にある鷲峰寺(じゅうぶじ)の縁起によると
「天平時代(754年)鑑真和尚はこの地の山容がインドの霊鷲山(りょうじゅせん)=お釈迦様が説法した山・鷲の山に似ている所から
釈迦如来を刻み堂を建立し鷲峰寺(じゅうぶじ)と名付けた」とある。

坂出、綾川方面から眺めた北峰と鷲の山

          北峰(峰ヶ原)                      本峰 「鷲ノ山」   

この山は私が住んでいる高松市国分寺町にあり、東側に並ぶ堂山、六ッ目山と共に私のトレーニング場所になっている。一般に
鷲の峰と呼ばれるのは南側の本峰を指すが、北側には烏帽子の形をした三角点「峰ヶ原」が連なっている。二つの山塊の東側山麓
鷲峰寺(じゅうぶじ)があり、そこから石仏が配された登山道がコル部へ伸びている。

この南北の峰は2時間ちょっとあれば縦走出来るので今年は干支の山として是非縦走に挑戦して欲しい。


  堂山からの帰り道、鷲ノ山を眺める  手前は高速道路・高松道


第一章 

平成29年1月3日  「鷲ノ山」縦走  (約2時間30分)


カシミールソフトを使ったGPSトラックログ図

平成29年1月3日14時過ぎに自宅を出発し下山地点の石船池近くに車をデポし、自転車で登山口になる英明高校のグランド
近くへ移動する。たしか以前に短大があったのだが現在は閉鎖になってグランドへの上り口に柵が置かれている。この辺りは
車も殆ど通らず広いので柵にギリギリ寄せて止れば2〜3台は駐車可能と思われる。近くに喫茶店「鹿」があるので広い駐車場
の隅に置かせて貰って帰りにコーヒーを飲むのもアリだろう。

以前、綾歌郡国分寺町が高松市に合併された時に記念に国分寺の山を周回した。この時も北から縦走して鷲の山からの下山
は尾根を1つ西側に下りた。今回は一番長い尾根を下りてみる事にして石舟池の土手に車をデポして自転車で北側へ移動した。

駐車場所と登山口

この登山口は坂出方面から国道11号線を高松へ進むとJR高架を越えて左手に大きな池(関ノ池)がある。ここに2つ信号が並んで
いるが、2つ目の信号右手にレストラン「鹿」があり、そこから右手に入ると写真にある様な駐車スペースがある。

登山後にコーヒーを飲むのであれば鹿の駐車場、さもなくばサッカーグランドへの入り口部(通行止め柵近く)へ車を停めて登山口
まで歩く。

国道11号線の一つ南側の路地を西へ進むと5分程で英明高等学校の正門に出合う。普段守衛さんをあまり見かけないので正門
を入りたい所だがそれをグッと我慢して、正門左の電波塔に向かう細い道を山手に向かって進もう。

するとすぐ上側に広い舗装道路に出る。ここまで車で来れれば良いのだが、我が実地調査によると左手(東側)は英明高校のサッ
カー練習場に出て最後は車をデポした通行止めの場所に至る。右手(西側)は高校の正門の中を通り学校の建物へと続く私設道
路だ。 従ってここは大手を振らずにコソコソと横断して斜め左の森に逃げ込もう。ここが多少負い目のある登山口なのだ。

登山口を入ると多少笹薮っぽい山道だが5分程歩けばウバメガシの美しい尾根筋となるから少しのガマンだ。ちゃんと足元には道が
あるのでスキップ気分でで歩こう。


  
国道11号線関ノ池信号「レストラン鹿」を右に入る     「鹿」の駐車場の横道を進むと4つ角がありその向こうが駐車スペース

  
英明高校のサッカー練習場への道が閉鎖されているので    国道11号線へ向かって最初の角を左手(坂出方面)へ
駐車スペースがある 一般住宅があるので端に寄せる事    曲がる (右の道を下りると喫茶「鹿」のある11号線だ

  
アパートの横を西(坂出方面)へ進む               英明高等学校の正門に出る 私有地なので通行はダメ
                                     正門左側から前方に見える電波塔へ進む事になる

  
 14時52分正門の手前、民家の間を電波塔へ進む          右手のフェンスに沿って一応ちゃんとした道がある

  
  右手に電波塔が立っている                   直に広い舗装道路に出る(英明高校の施設道路)
                                      左はサッカー練習グランド、右は正門と校舎へ繋がる
                                      ここを手を上げて素早く渡る

  
14時55分登山口を入る 学校私有地なのでテープは無い     直に左手の山道へ進む (右手は昔の畑跡か?)

  
 ちょっと笹薮があるが少しの間だ 踏み跡は十分!      もう一度左手の細い山道(上り坂)へ進む  右手は谷筋行きだ
                                      ここさえ間違わなければ後は一本道よ

  
   笹がシダに変わるがスペースは十分だ             おぉ〜〜  ウバメガシの天国となる


ウバメガシの尾根道に出ると2つ目のピークを越えて少しの所に四国電力、高松坂出線20番鉄塔が立っている。左手(東側)からの
保線路は車の駐車場所近くに池がありその奥に老人ホームの看板がありその道を奥に進むと北原配水池のタンク施設がある。ここ
に鉄塔の指標が立っており尾根を這い上がると鉄塔近くの2番目ピークに出る。四電の保線路には珍しく整備されていない保線ルート
だ。

右手(西側)には21番鉄塔への保線路があり、これを下ると未舗装林道に至る。しかしこの林道は北側には伸びておらず、南へ結構
長い距離を歩いてサイロまで続いているので登山口としての利用価値は薄い。

   
  この細尾根に乗ればもう安心ね                 最初のピーク、左手からの尾根と合流する

  
  二つ目のピーク ここまで来ると鉄塔は近い          少し右手に回り込み気味に水平な尾根となる
 このピークを左に下がると北原配水池に出る

  
  15時02分  四国電力の鉄塔に出た                  四電 高松坂出線20番鉄塔          

鉄塔からいよいよ北峰への急な上りとなる。概ね林床はシダだが山道は整備されている。ピンクのテープなどが登山道から離れた
樹木に置かれているので植林とは思えないが伐採作業が行われている様だ。山頂部に近づくと傾斜がなだらかになり奥へと結構
歩く。15時20分尾根道の右側に三等三角点「峰ヶ原」と出合う。

  
   鉄塔から暫く小木の間を進む                  コル部に溝があり、ここから急斜面になる
                                       この溝は昔の山道だったのかも知れない

  
斜面は急だが適当にジグザグ道なので歩きやすい        シダも良く刈られている快適な道だ

  
  山頂部になるとなだらかな道になる                シダと笹の里山特有の道だ


       15時20分 三等三角点「峰ヶ原」 249.92mに着く   登山口から約30分だ

三角点を過ぎると笹薮の急斜面になるが足元には踏み跡があるので、笹を掴みながら下る。稜線は大きく右に湾曲している地形だから
真っ直ぐ進むと谷筋に落ちていくので右端に沿って下りていく事になる。前方に鷲の山が屏風の様に立っている。右手には府中湖と城山
、その左手に讃岐富士が見える。
15時35分コル部に下りつく。このコル部には左右に登山道があるが、左手には2つ下山道があり双方とも麓の鷲峰寺(じゅうぶじ)に至
る。正規の鷲峰寺の登山道はコルを少し過ぎた場所に標識とお地蔵さんが2体据えられている場所だ。
右手の登山道はサイロ近くの林道からの府中道となっている。

  
         急な下りとなる                      正面に鷲の峰が衝立の様だ

  
 右端の尾根に沿って下る 府中湖の向こうに讃岐富士       次第に傾斜が緩む

  
  15時35分 コル部に下りつく                  コル部を進むと登り傾斜の始めに鷲峰寺への下山道がある


コルから鷲の山へ

コルから鷲の山までは公称4つのピークがあり、4つ目のピークが「鷲の山」でここに四等三角点「鷲峰」がある。しかし歩いて見ると
ピークと思われるものが2つほど余分にある。一番趣のある山頂は第3ピークとされる場所でここには祠が立っており、麓の石舟地区
から古い参拝道が伸びている。

総じて尾根道は明確で整備されているので急登ではあるが歩きやすい。今回は一気通貫で南側に下山したが、山渓分県登山ガイド
で紹介されている第3ピークから石舟へ下山するのもアリ。このルートはほぼ尾根だが最後になってルートが分かり辛い場所がある。


  
          結構急登だ                       15時40分 第1ピーク通過

  
  急登りにはロープが置かれている                 う〜〜ん 結構キツイ上りだ

  
  あれ? 一応ピークなんだけど・・・まぼろし〜〜         府中湖と讃岐富士、右が城山(きやま)

  
前方に2つピークが見える 手前が第3ピークで奥が三角点「鷲峰」   15時55分 第2ピークを通過

  
   あれまあ ヤマツツジが咲いてるわい             ここにもロープがある


  東側が開ける 勝賀山     袋山          奥が淨願寺山   狭箱山、伽藍山

  
   安山岩が尾根に露出している                           伽藍山 六ッ目山   堂山


  左が第2ピーク    奥が蓮光寺山                北峰     奥が国分台

  
    16時05分 第3ピークには祠があり趣がある 石舟からの参拝道もある

   
       第3ピークの標識                       左手に石舟に下りる尾根道もある

   
  最後の目的地 鷲の山が見える                   ピーク手前にあるクジラ石

 
         16時10分 四等三角点「鷲峰」に着く


鷲山から南へ続くヤブ尾根ルートを下山する (1時間弱)

鷲ノ山三角点峰から南側へは左右に尾根が張り出している。前回国分寺の山周回時は右手の尾根を下りたのだが、今回は左手
(東側)に張り出した主尾根へと進み、そこから南側に振る最長尾根を下る事にする。要するにログ的に北から南までビューテフル
なのだ。美しいログを得るには多少の藪歩きは覚悟しなければならない。あたり前田のクラッカー〜〜〜

鷲ノ山から東に延びるしっかりした尾根は最初踏み跡やテープがある。10分程で先端部に出るとそこからはテープなどは無い。一体
何の為に中途半端なテープを残置するのだろう? 南端部まで出ると南側の尾根筋が見えてポコポコと美しい。多少の苦難が予想
されるが標高的にも距離的にも楽しめる範囲のヤブ尾根だ。おまけに進む方向には火ノ山と十亀山があるので安心感もある。

  
   東側の尾根に進む  最初は踏み跡がある         東へ張りだした尾根の先端部へ向かう


16時20分東尾根の先端部に出ると南側に続く尾根が眺められる  え〜〜と少し右に振って左に下りて・・又右に振ってと・・・
左奥が火ノ山で右奥が十亀山   左側の池が石舟池でその土手に私のデポした車が見える

  
  ウルシにカブレない様に近づかんとこや               よし 南尾根に乗れたぞ

尾根はアルプスも里山も一筋縄ではいかずクネクネとへそ曲がりだ。大まかには南へ下るのだが現場では倒木を避けたりヤブを
避けたりと右往左往する。冬場の藪は比較的歩きやすく、特にこんな笹薮はそう問題はない。藪歩きの大敵は荒れた竹藪、密生した
スズタケや灌木、それに特に里山ではトゲのあるイバラの密生地なのよね。ここのヤブ尾根はランク的にはC級で楽勝レベルと言える。

右手に尾根が振るとクレー射撃場からパーンパーンと大きな音が聞こえてくる。こんな場所ではイノシシと間違えて弾が飛んでこない
かあり得ない想像をしてちょっと心配にさえなる。

  
   ウギャ〜  視界ゼロ〜〜                     よし  火ノ山が見えた

  
      東尾根の南端部を振り返る                クレー射撃場からバンバン音がする

16時45分地図に152mと記された小ピークがありここから更に支尾根が3つに分かれている。どれを選択しても大差は無いのだが
ここは最長尾根となる南へ下がる。太陽は西に落ちかかり大きな山ならそろそろライトを出したりする時間帯だ。でも今日はライトを
持っていないし明るい内に道路に下りる事が出来るので安心だ。

最後の小ピークは笹が切れて松や小木の樹林帯となっている。このピークを越えるともう進むべき尾根は無く道路に向かって斜面を
下るだけ。相当藪っぽい場所を辺りかまわず下ると石垣があり、それを越えると道路が下に見えた。

案の定道路までには4m程のコンクリート崖になっており、下り口を下がりながら擁壁の上を右手に歩く。道路を通っている自転車の
叔父さんが「バカな奴がおるわ」ってな顔してこちらを眺めている。大きな道路標識があったので車をやり過ごしながら手袋を脱いで
支柱に飛びつきスルスルと側溝に17時00分切りよく着地する。

一体どの辺りに下りたのか車道を歩くと、クレー射撃場へ入る道路脇で、そこには祠が祀られておりちゃんと階段が付けられていた。


  
      前方に152mピークが見える               16時45分 152mピークを通過

  
鷲ノ山の東尾根南端部を振り返る 随分下りて来たぞ       でもゴールまでの尾根はまだ伸びている

  
  この辺りは数年間に山火事があった場所だろう         西陽が人生の寂しさを助長する

  
イバラに気を付けながらこんもりした最後のピークに向かう     おっ  土手に置いた私の車が見える

  
   最後の小ピークは松が多い                    もう尾根はないので斜面の藪を突破する

  
   道路が見えた  問題は擁壁の崖なのだ           道路標識の支柱に飛びついて滑り下りる

  
 ありゃ? すぐ横に祠の階段があったじゃん           17時05分  ラッシュよ  お待たせ〜〜

石舟池の堤防に置いてあるラッシュに帰り、北の登山口にデポしてある自転車を回収に向かう。ご近所さんの干支の山「鷲ノ山」周回は
正月早々藪歩きのゴミをあちこちに付け家の中に持ち込んだおこごとを頂戴しながらも満足の内に終了した。


第二章 平成29年1月6日
 
鷲峰(じゅうぶ)寺から第三ピーク周回ルート
(石舟ルート)


北峰(峰ヶ原)の鉄塔巡視路と鷲峰寺登山道、および石舟ルート解説図


カシミールソフトを使ったGPSトラックログ図

上記の鷲ノ山縦走はどちらかと言えば少し元気な中高年用のルートとも言える。世の中にはあまり里山と言えども藪歩きを敬遠されるタイプ
(まともな人間)もおられるので一般ルートも紹介しておかなければ片手落ちと言うもんじゃとて

鷲峰寺の山門を進み奥のお堂を左へ回り込むと鷲ノ山への登山道がお地蔵さんに迎えられながら続いている。約20分程で稜線コル部に
到着する。登山道と言うより遍路道と言った方が良さそうなのどかな道である。

  
  鷲峰寺の山門を潜って奥へ進む                 鐘楼越しに六ッ目山、伽藍山を望む

   
  奥のお堂で小銭を探してお参りする 登山道は左側へ回り込む  右手の池の方向には進まず回り込んで道が続く

  
  快適な参道が稜線コルまで続く                 約20分で稜線のコル部に到着する

コル部からは急な上りになるが登山道にはロープなども置かれて快適だ。途中で眺めを楽しみながら35分程で祠のある第三ピークに
到着する。この間の記録は第一章の縦走編を参照。


          府中湖の後ろに城山(きやま)と讃岐富士


こちらは高松方面  袋山    狭箱山・伽藍山          六ッ目山              堂山


   坂出方面   番の州と瀬戸大橋が眺められる

  
      祠がある第三ピーク                     右手に鷲ノ山・三角点峰への尾根道標識がある

鷲ノ峰・第三ピークは古い祠があり、これこそ鷲ノ山の山頂に相応しい場所だ。でも一応山としては三角点の有る第四ピーク(?)が山頂
とみなされている様だ。ヤブ下山が嫌いな人はここから三角点ピークを踏んだ後引き返して由緒ある第三ピークに帰ってくる事だ。

ここから来た道を鷲峰寺まで引き返しても良いのだが、折角この第三ピークから石舟へ下山する古道があるのだからそれを利用しない手
は無い。ヤマケイ分県登山ガイド「香川県の山」で津村泰弘さんが紹介しているコースだ。東尾根をうまく利用した踏み跡を辿って35分程
で麓の「石船バス亭」に下る。途中少し右に振る尾根をうまく左側へ修正しなければならないが概ね問題は無い。

  
13時20分 左手にある「石船」ルート標識に従って下りる   最初は笹薮っぽいが少し下がると明確な道が現れる

  
  灌木の尾根を下る                          しばらくすると笹が現われる

  
 13時30分 大岩の横を通る                    少し笹藪ぶっぽいがちゃんと踏み跡がある

  
  尾根の出っ張りに出ると少し右手へ回り込んで下る      シダが出て来るがここも踏み跡がちゃんとある

  
 六ッ目山が左手前方に見える                   相変わらずシダと笹、踏み跡は凹んでいるので明確だ

  
平らな地形に出ると作業用のテープがあり伐採木が転がっている  段になっている場所を下りて左手に移動する

  
13時50分 左側に道が現われるのでそれに沿って下る        竹の目印がこの辺りの道標だ

  
13時55分 すぐ下に又竹の道標がある                  広い昔の道だ 恐らく祠への参詣道だろう

  
 明るい畑に出る ミカン畑の間に沿って下る             水路が横切っている

  
水路に沿って歩いても鷲峰寺へ帰れそうだ            安全に民家の間に向かって下りる

 
14時00分 県道に出た                      バス亭は「石船」停留所だった       



第三章  その他のルート

1)北峰基部にある四国電力、高松・坂出線 鉄塔20番へのルート、(更に21番へ下がる

第一章で歩いた鷲ノ山全縦走のスタート地点近くのランドマーク、鉄塔20番へ保線路が伸びている筈なのでそのルートを調べてみました。
英明高校のサッカー練習場近くの池からその保線路を見つけました


英明高校の東側にある池のほとりから鉄塔に向かう道=北原配水池(タンク)への道を進みます キリンの自販機が目印です

  
 池から進むと北原配水池に突き当たります            池と言っても要は「タンク」ですね

  
  北原配水池の奥に鉄塔保線路の標識があります       四国電力、高松・坂出線の20番鉄塔への指標です

  
竹藪を左に見ながら急坂へと向かいます            四電保線路としては珍しくここには階段の設備はありません

  
  尾根を這い上がって行きます                   北側からのルート(第一章の縦走路)に合流

  
    20番鉄塔に出ます        縦走路を進まず西側(府中側)次の鉄塔21番への保線路が西へ下っている

  
  鉄塔21番へ向かって下りてみる                 ウバメガシの綺麗な道じゃん

  
  広く快適な道                              少し路面が荒れている

  
  20番鉄塔の尾根から3分程で未舗装林道に下りつく     林道合流点にも20番〜21番鉄塔への指標がある

  
北側へ林道を歩くと大きなマンホールがあり、その先が行き止まりになっていた (英明高校への広い道は伸びていない)

  
   林道を引き返して南へと進む                   林道脇に鉄塔21番が立っている


2)鷲ノ山 府中ルート (西麓)

鉄塔21番から22番へ出るのに苦労してサイロ近くの林道へ復帰すると、ここに「鷲ノ山・府中登山口」があった。この登山口から
稜線部まで10分程で上る事が出来た。

  
  府中側にあるサイロ                         この辺りは舗装道路になっていた

  
  ここに鷲ノ山・府中登山口があった                 結構広い登山道だ

  
   立派な孟宗竹の林を抜ける                   古い作業小屋が森の中にある

  
 広い道が左へ回る場所に分岐標識があって右へ向かう      ウバメガシの林を歩く

    
登山口から10分程で稜線部へ着いた               右に行くと直ぐに鷲峰寺への下山口がある


と言うような鷲ノ山の西麓であるが、やはり周回に不便そうなので「鷲峰寺」(じゅうぶじ)から鷲ノ山三角点へ行き、祠のある第3ピーク
に帰った後石船(石舟)ルートを下山するのが無難な周回ルートでしょうかねえ


 
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