エントツ山 第6休憩所  マディソン郡の橋 in SHIKOKU

マディソン郡の屋根つき橋「ローズマンブリッジ」をめぐっての写真家キンケイドとイタリア系農家の主婦フランチェスカの中年恋の物語。
本も読みました。映画も見ました。 一斉を風靡したのはもう何年前になるのでしょう。ダーティハリーのキャラハン警部も歳を取りました。

愛媛にもあるこの「屋根つき橋」を紹介いたします。

内子町の屋根付き橋  (写真は平成15年撮影)

     
     内子町 麓(ふもと)川にかかる「田丸橋」 昭和19年製

双海町から内子町へ抜ける県道沿いにあり、周りののどかな景色とマッチして心を和ませる風景です。 内子町にはもうすこし山の中に
もあと一つ屋根つき橋がありました。

   
 県道から少し谷あいに下がったところにも   山の中に棚田もありました

河辺村の屋根付き橋

愛媛県にはもう一箇所「屋根つき橋」で有名な所があります。「竜馬脱藩の道」で有名な喜多郡「河辺村」(かわべむら)という所で
内子町と小田町の南側に位置し、坂本竜馬は土佐の梼原(ゆすはら)からこの川辺村を経て長浜より船に乗ったとされています。

         
            「ふれあい橋」  平成4年製

こちらは川辺ふるさと公園にある「ふれあい橋」で川がきれいに整備されていて屋根つき橋とマッチせずちょっと趣きがありません。
付近には「竜王橋」「秋滝橋」という新しい屋根つき橋がありますが写真を撮る気にもなりません。もう少し上流にいくと川の自然が
残った場所にも屋根付き橋が見られます。

  
   三嶋端 大正12年製                三嶋橋

   
  帯江橋  昭和27年製        御幸橋 明治19年製(平成10年一部改修)

   
 豊年橋 何これ?  昭和26年製        龍神橋  平成2年製

豊年橋はもともと川辺川にかかっていた屋根付き橋を昭和26年に取り壊す事になり、その材料を近くの民家が譲り受け自宅横の
小川に倉庫兼用に移設したものでわざわざ見に行くというほどのものでは決してありません。(こんなもんまでパンフレットに載せるな〜!)
川辺町ではこれらの橋を「浪漫八橋」として竜馬脱藩の道とセットで売り出しておりますようです。

内子町や河辺村近くにお越しの折はまあ一度話しのタネにお寄り下さい。





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