冬の笹ヶ峰  笹ヶ峰カマコン見学 2006年 2月

2月12日 なべちゃんの笹ヶ峰カマコン」見学記



笹ヶ峰登山口から丸山荘までのルート図  
 国土地理院 50000数値図使用(承認番号 平15総使、第634)


丸山荘で集合写真 エントツ山の右側が丸山荘管理人さん その右がなかちゃん


             
* ♪ *♪ * ♪ * ♪ * ♪ *



エントツ山の替え歌  笹ヶ峰林道ブルース (原曲 高石友也の受験生ブルース)

おいで皆さん聞いとくれ   ボクのクルマはFF車 ♪
      雪を噛むよな味気ない ♪ 僕の話を聞いとくれ

朝は眠いのに飛び起きて  カマコン目指して笹ヶ峰
      なべちゃん わるこさん ひとなさん  なかちゃん待っておくれませ

吉居の橋を通り越し 坂道入れば雪が増え 
      タイヤチェーンを取り出して これでバッチリ登山口 ♪

そんなに世の中甘くない  イタリア製のタイヤチェーンが ♪
      オーソレミ〜ヨと空回り 去年の悪夢は繰り返す

人よ人世に人でなし  笹ヶ峰山麓にオトコ泣き  ♪
      サイン コサイン SOSサイン ♪ 今年は紫雲さんが来ないのよ ♪

とにかく登山道具を放り出し 広い場所までバックする
      そこへ現る4WD  横を通ってくだしゃんせ  ♪

新車のエスクードから下りたった 女性の姿を良く見ると 
      はてなどこかで見た顔だ  あれま アライグマさんじゃ おまへんか〜

ひょんな場所での再会を 喜ぶ私と子供たち
      それじゃついでに乗せてって〜 今年の救世主はアライグマ

4人の天使に救われて ボノ氏の代わりに助手席へ
      運転技術は知らんけど さすが雪道エスクード

登山口に着いたれば 先頭歩くは子供達
      後から必死に追いかける ゼイゼイ言ってる大人たち

1号のほっぺた真っ赤っか 2号のほっぺもまっかっか 
      3号のホッペもトマト色  かあさんのほっぺもリンゴ色

なかなか着かない丸山荘 小鳥が鳴いてる森を越え
      アイゼン踏みしめ頑張って 残りの距離を予想する

沓掛山を振り返り 笹の山頂仰ぎ見る 
      青い丸山荘が現れた みんなで一緒にゴールする

      
 * ♪ * ♪ * ♪ * ♪ * ♪ *


いや〜今年も又、林道の雪にやられましたわ
先日 寒風林道で威力を発揮したイタリア製のタイヤチェーンは、未舗装の雪が深い笹ヶ峰林道ではFF車の味方にはなりえませんでした

後ろから来たエスクードの運転手がアライグマさんとわかった時にはマリア様の後光が差していました。3人の子供には天使の羽根が生え
ていました。でも気の毒だったのは荒獅子さん、無謀にもチェーン無しでやってきて途中で車を放棄して歩いているのを、そうとは知らず
にエスクードに抜かれてしまった。

 
棚田を眺めながら林道を進む       救世主 アライグマ一家とエスクード

   
      無理にシェーをやってもらいました〜

笹ヶ峰登山口から子供達は元気一杯。さすが山の子です。1号はもうお姉ちゃんになり足も長く、スパッツやアイゼンが良く似合っていました。
小鳥のさえずる木々を見上げたり、雪をけって斜面を転がしたりする無邪気な様子を見ていて退屈しませんでした。 3人で「エーデル
ワイズ」を合唱してくれた時は感激で、おひねりをあげそうになりましたわ〜

 
子供達は早い〜                アイゼン仲間

 
おかあさんの荷物が重たそう        ひゃ〜 冷たい〜 気持ちいい〜


             霧氷三姉妹

 
大きな倒木が鯨のように横たわる     斜面もバランス良く歩く山の子達


霧氷の向こうにはるちゃんの登った「又兵衛岳」が見える

      
             霧氷風景

   
    次第に雪が深くなり、丸山荘まであと300メートルと見た〜

       
         笹ヶ峰 登山道風景


     振り返ると沓掛山が霧氷の向こうに姿を現す

丸山荘に着いたら、中のガラス戸からみんなが手を振ってくれるのが見えました。
なべちゃん、わるこさん、ひとなさん、なかちゃんや丸山荘の管理人さんと玄関で記念写真。 すぐに皆さんが作ったカマクラを
見に上がりました。

    
        丸山荘に到着〜

    
           お出迎えの人たちと集合写真

     
       お〜〜  かまくらがあったぞ

去年と大体同じ場所にあり、リップさんやつばくろさんを思い出しました。
間口は少し狭目ですがまあ、その中が広いこと!! 10人はゆったりと入れるでしょう。

 
うさぎ〜 (エントツ山さん それはオバケですよ〜)  かまくら三姉妹

そのうち あれ? どこかで見た人がやってきた。あ〜〜 その端正なマスクとラグビー選手のような体躯は荒獅子さん!また
懐かしい人に会う事ができました。 彼もまたなべちゃんのかまくら見物に林道でトラブルに見舞われながらやってきたのです。
苦労の甲斐あってみんな勢ぞろいしました。これもなべちゃんのおかげです。

 
 
 
  荒獅子さんもやって来た 「こんなアホな連中に付き合ってられるか〜」
     と退散するなべちゃん

    
     なべちゃん 子供達 荒獅子さん ひとなさん

ちょと風が寒かったので一旦このカマクラに入ったら出るのが億劫になりました

なべちゃん」は相変わらず人の良い「さだまさし笑顔」で、とてもこんなかまくらを製作した現場監督兼施工業者とは思えません。
長年にわたって四国の山HPの草分けとして山サイトをリードしてきましたが、最近考える所があってHPを休止してしまいました。
又違う形で皆さんの前に登場されるでしょう。

わるこさん」は私がHPを立ち上げた時からなべちゃん共々ファンでしたので会うのが楽しみでした。会ったらハイタッチ!と約束
していましたので念願が叶ってウレピ〜〜。 軽快なコミカルタッチの登山記からのイメージとは少し違い、実像はとても知的でしっ
かりとした人間でした。アライグマさんやひとなさんが慕うのがよくわかりました。

  
ひとなさん」はいつ会っても底抜けに明るく、身体やしぐさが躍動感に溢れてちっともじっとしていません。歳が二周りも離れている
のにとても人懐っこく(それで ひとな?)エントツ山おじさんはこのひとなっちに会うのが楽しみなのです。

    
     そりで子供と遊ぶひとなさん  元気〜

麺通なかちゃん」は年齢不詳の渋い酒好きなおっさんで一件音楽関係に造詣が深いとはわかりません。でも実はなべちゃん
も一目置く音楽通。家は同じ高松市国分寺町でご近所様。後からうどんの穴場を教えてもらいました。

しこたま かまくらで遊んだ後、帰りの子供達の相手を「荒獅子」さんに任せてスノーシューとストックで山頂を目指してみました。
樹林帯を抜けた所で、下の根雪が凍っており、その上に積った雪が滑るのでピッケル無しには登れない事がわかり撤退! 
おまけに寒さの為にデジカメが作動しなくなってしまった    トホホ こんな事ならアライグマさんと一緒に帰るのだった・・・・

     
          冬の沓掛山よ さらばでござる

んがぁ(わるこ流)、何と登山口まで下りると 丁度 なべちゃん達が遅れて下山した所だった。ここで今回のかまくらの製作者、
なべちゃん、なかちゃん、わるこさん、ひとなさんと再会できた!!
渡りに船!! なかちゃんの大きなデリカに乗せてもらって途中で放棄した役立たずFF車まで運んでもらった。ラッキー
皆さん 本当にありがとうございました。来年もいい出会いがありますように





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