イノシシ達の沢歩きシリーズ

床鍋谷 遡行  平成23年7月16日 エントツ山・紫雲・与力



床鍋谷 (四国 赤石山系) の沢歩き 

入渓地点=床鍋登山口

遡行最終=権現越 (もしくは手前の登山道)

遡行時間 5時間

下山方法:権現越〜床鍋の一般登山道を利用、約1時間45分で床鍋登山口に帰る


この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)を使用したものである 
カシミールソフトを使ったGPSトラック・ログ図 床鍋〜床鍋谷〜権現越


登場人物



                 エントツ山    


                     紫雲   


                     与力    

 概要:床鍋谷は権現越付近から銅山川に流れ込む沢で、東赤石岳からの下山や二ッ岳〜権現山・峨蔵山縦走の
下山道として知られる権現越〜床鍋ルートの東側を刻む谷である。


銅山川の床鍋登山口から遡行し、約5時間で沢最終地点に至る。水量が比較的多く変化に富み、危険な大滝や
難所も少なく沢歩きを十分楽しめる。


我々は民家の下側から入渓したが、すぐ上側に砂防ダムがあるので、民家横の橋を渡って谷の左岸(向って右側)
にそってダム上まで進むのが良いと思われる。


沢最終地点まで這い上がり、藪を右側へ進めば10分程で登山道に合流するが、手前にある登山道の渡渉地点から
登山道へ入るのが沢歩きの本道かも知れない。


 
08時45分入渓  すぐ前方にダムが出現     08時55分堰堤 ありゃ〜 こりゃ泳げんわ 左へ迂回して前へ出る

 
09時00分 直ぐに沢の風景となる               09時02分 右手に取水管あり

 
09時13分 え〜〜  いきなり釜に入る与力さん       まずまずの沢やね

 
09時19分 又 釜に入る与力さん  犬か〜〜      私は右に逃げる  紫雲・与力は一心同体・運命共同体や


 
  09時24分 最初の高度差がある滝                 ここは直登する

 
   09時34分 右手が急な崖となる            この向こうでちょっとした難所と思わる場所があった

09時35分 紫雲さんと与力さんが前方のややこしそうな滝付近で立ち止まりルートを思案していた。右手のちょっと
滑りそうな岩棚へ進んで行くので、私は左から巻こうと斜面を這い上がる。するとその前方がず〜〜と厳しい崖となって
おり沢に復帰出来る場所が無かった。仕方ないので10分程相当高巻きをし支沢のガレ場を伝って沢に復帰。
二人に聞くと、そんなに難所では無かったとの事。

結論は両側が高い崖になっている場所は高巻きせずに沢筋突破が正解だった。

 
09時55分沢復帰で休憩を取り、沢靴比べをする           10時01分 岩間滝

 
10時04分 美しい釜を持った斜滝                 10時07分 その上側にある滝

 
      
      10時10分 立派な滝が出現  これは釜さえクリアすれば問題なさそう


       左手から回り込み、最後だけスリングで確保する

 
 10時22分  流木の堰  ビーバーはおらんか?    その上は落差の無い段滝が続く

 
10時27分 水量が多い滝が出現 直登は無理          右側に迂回ルートがあった

 
    滝の上に出て沢を渡る                  10時38分 木漏れ日の滑沢を歩く

      
       10時45分 雰囲気の良い小滝  ここは右側から簡単にクリア

 
      10時49分 早瀬                    10時50分 こう言う滝を岩間と言うらしい

 
10時56分 狭い樋状の滝    カモ〜〜ン              ちょっとスリング出しましょか

 
    
                 11時00分  三段の滝現る

 
   ここは釜伝いに右手から這い上がる              上の段を横切る


                  11時04分 大岩の二股滝

 
      11時10分 樋状の滝                    11時13分 階段状の滝

 
 11時20分 赤石橄欖岩が沢に現れる           11時27分  四国電力の鉄橋が見えた

 
    11時40分 樋状の滑滝を上がる            エントツ山もそれに続く

 
    11時55分 平たい岩の上で昼食           12時30分 出発

 
    12時40分 沢が明るく開けて来た          岩場にはギボウオシが沢山咲いている

 
    一旦左に振った後 中央に復帰する         落差はあるがもう問題のある場所はない

 
12時52分 滝の上側に出る                  13時04分 更に沢が細くなり水量が減る

 
13時05分 暑くなったので水を浴びる紫雲さん        下界を眺める

 
13時20分 最後の水溜まりを噛みしめる           13時30分 こんなのをゴーロと言うのかしら

 
  13時40分 オオヤマレンゲに遭遇                コヤマレンゲかな?

 
13時43分 案の定 紫雲さんが「もうこの辺で・・・」(無視)  13時50分 沢が終了  右手の藪に入る

  
           クガイソウ                     オトメシャジン

  
        シコクフウロ                       権現越 登山道に出る


 
  14時30分 権現越で休憩し沢装備を解く           16時15分 床鍋登山口に下山



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